みなさん、こんにちは！
前回お知らせしたとおり、普段お世話になっているポルシェセンターとは別店舗へ行って現行マカンSの試乗をしましたのでそのレビューをお届けします！
マカンをご検討中の方、マカンに興味のある方はぜひ読んでいただき、その背中を押す手助けができればと思います。
マカンSのおさらい
試乗レポートの前に改めてマカンSのおさらいです。
マカンは現在４グレードが展開されています。
- マカン ：791万円～
- マカンＴ ：854万円～
- マカンS ：1,013万円～
- マカンGTS ：1,235万円～
マカンおよびマカンTは2リッター4気筒ターボエンジンが、マカンSとマカンGTSは2.9リッター6気筒ターボエンジンがそれぞれ搭載されています。
エンジンの種類としては2種類がラインナップされていて、マカンとマカンTは出力等のスペックも含めて全く同じものです。
一方マカンSとマカンGTSはエンジンこそ同じものですが、出力で差がつけられています。
上記がスペックでして、100kmまでの加速タイムでいうと0.3秒だけGTSの方が早いという差です。
そうなんです。私のような素人には到底差を感じられるほどの違いはないということがわかります。
マカンSのエンジンでも十分すぎるほどのパフォーマンスを発揮してくれます。
マカンSを試乗した理由
今回マカンGTSの検討をしているはずなのにどうしてマカンSを試乗したのかですが、ずばりGTSと同じエンジンを積むモデルだったからです。出力の違いこそありますが、その差は体感できるほどではないだろう、というのが私の見立てです。そして、マカンSでも充分に2.9リッターの6気筒エンジンの良さを体感できると思ったのも大きな理由です。
試乗車はこちら
キャララホワイトメタリック（15万円のオプション）のマカンSでした。
正直、私の乗っているマカンの標準のホワイトとぱっと見は違いが判りませんでした(;^_^A
キャララホワイトはラメが入っているのでキラキラ光ると思うのですが、当日は曇りだったこともあり、色の違いには気が付きませんでした。
試乗レポートスタート
走り
今回一番期待しているポイントの走りですが、力強いの一言です！ポルシェセンターを出てアクセルをちょっと踏んでみてすぐにそれは分かりました。よくマカンのベースグレードは軽快な走り、一方のマカンSやマカンGTSは重厚な走り、という表現を目にすることがあるので少し出だしは重たいのかな？と思っていたのですが、全くそんなことはありませんでした。エンジンスペックからもわかるのですが、余りあるパワーでもって気持ちよく加速してくれます。そしてまたエンジンからの音や排気音が心地よいです。この点は軽快なマカンと、重厚なSとGTSという表現はしっくり来るように思いました。言葉にするのが難しいですが、密度の濃い何かが車を動かしているような、そんな感覚が今でも残っています。
スポーツエグゾーストシステムはついていないモデルではありましたが、スポーツモード、スポーツプラスモードに入れてアクセルを踏んでみると、バフバフと勇ましい排気音が車内に入ってくるのもとても心地よく、ニンマリしてしまいます。ある程度アクセルを踏み込んでも、一切の不安や恐怖心が出ないところはさすがの安定感と思いました。期待どおりのパフォーマンスです。
乗り心地
今回の試乗車はエアサスペンションではなく、PASM（３段階の固さを調整できる可変ダンパー）が付いていました。そして装着タイヤはマカンSではオプションとなる21インチのRSスパイダーホイール＆タイヤでした。マカンGTSも同じサイズのタイヤが標準装備ですので乗り心地としてはある程度参考にできるかなと思っています。
エアサスではないこと、また21インチの大型ホイールを装着していることもあって乗り心地は少なくとも私のマカン（PASM付きで18インチホイール）よりは乗り心地は固く、乗り心地は良くないだろうと思っていたのですが、実際に乗ってみるとほぼ同じでは・・・という感想でした。。。PASMの制御が変わったのか、ボディに何か手が加わっているのかわからないですが、マカン２と現行マカン３では明らかに乗り心地が改善しているのが分かりました。Youtubeで河口まなぶさんと五味さんは口をそろえてエアサスのないマカンは固い、エアサス必須。とおっしゃっていましたので、エアサスが付くとどれだけ極上な乗り心地になるんだろう、ととてもワクワクしてしまいます。
エアサスを知らなければマカンＳの21インチホイールでも、PASMがあれば充分に満足のいく乗り心地が実現できることに驚きました。19インチが標準タイヤとなりますので、19インチでPASMの設定だとさらに乗り心地は良いのではないかと思いますので、やはりホイール選びは難しいですね。カッコよさを取るか、乗り心地を取るか・・・。両方を取るにはやはりエアサスが必要なのかもしれません！
燃費
試乗コースは比較的交通量の少ない道だったのですが、だいたい7km／リッターくらいが表示されておりました。営業さんに聞いてみたところ、だいたい6~7kmくらいが一般道で、高速道路では12km／リッターくらい出るとのことでした。
マカンでも平均8~9km／リッターなので当然といえば当然です。環境的にはよろしくない結果ですが、走りが良いことを思うと妥協しなければならないようです。
内装
マカン２とマカン３とでの大きな内装の違いとしては、各スイッチ類がタッチセンサーのような見た目に変わったことがあげられます。見た目的にはスッキリしていて美しいのですが、使い心地はどうなのか地味に気になっていました。
実際使ってみたのですが、やはり物理スイッチの方が押しやすいのは間違いないと思いました。ただ、完全なタッチパッドではなく、しっかりとクリックした感覚が返ってくるタイプですので思ったほど悪くはないものの、手元を見ないとしっかりとタッチできないのはやはり少し不便かなと思いました。先進的な見た目でかっこいいのですが、マカン２までの従来の物理スイッチも飛行機のコックピットのようで私はけっこう好きだったりします。好みが分かれるポイントと思いました。
以上がマカンSの試乗レポートになります！
いい車であることは間違いありません！マカンGTSへの期待がさらに高まる結果となりました。
たまたまそのポルシェセンターにはマカンSの納車待ち車両と、中古車のマカンSを見ることができたのですが、クレヨン、そしてブラックはともにとてもかっこよかったです。マカンS標準の20インチのホイールもとても立体感があってカッコよかったです。マカンSであればホイールは標準でも充分だなと思いましたので、マカンSを検討中の方はその点ご安心ください！
そしてマカンSの試乗を終えた後で、いよいよ年明け早々に納車可能です！と提案してくれたマカンGTSの商談に入りました。
次回はほぼ即納と言っても良い貴重なマカンGTSの商談の模様をお届けしたいと思います。そして、私の乗っている2021年5月納車のマカンの査定も行ってもらいましたのでその結果も公開します！
最後までお読みくださりありがとうございました。
次回もよろしくお願いします。
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